D17 6月議会終了! 最終日も20:00まで!  200714(火)

 昨7/13(月)、6月議会の最終日でした。

開議は定刻の9:30、盛り沢山の議案に議員全員協議会(全協)が加わって、終了は(予想通り)遅く(20:00)なりました。

本会議最終日ですので、全ての議案を採決し確定しなければ終われないという中で議案が12本。各委員会に付託されたものは委員長報告(審議の内容と可決すべきかどうかの委員会の判断)→質疑(その委員会に所属外の議員から)→意見交換→討論→採決という流れで、各議案それぞれに質疑から討論がなされて採決は1件を除いて原案可決。1件とは途中が丘運動公園再整備にかかわる条例改正の議案で、新しい使用料金の額を変更するというもので、この議案はその部分を修正して原案可決。

補正第5号に関わる議案87号は、予算決算常任委員会で6/15(D10で報告)と6/29(D14で報告)で時間をかけてきた議案ですが、議員全員が委員ということで質疑はなかったものの、意見交換と討論では多くの議員が発言し(主に新政会が大いに評価賛成、共産党がふるさと創生職員事業は賛成できないで反対)、採決の結果賛成多数で可決。反対は共産党の3名と永井の4名でした。小生は委員会の際、ふるさと創生職員事業を5号補正から外すという修正案に賛成し、原案に反対の討論も行いましたが、今回は討論には参加せず反対をしました。正直大いに悩みましたが、既にやられた反対討論で内容が尽くされていることと、特定の事業だけに反対の論陣しか張れないのでは本会議の討論に堪えないと判断したためです。

この議案は可決の後、委員会の決定の通り付帯決議の提案がなされ、意見交換、討論がなされて(主に丹政会が賛成、共産党は反対)採決の結果賛成多数で可決。反対は共産党の3名と浜岡議員の4名でした。小生は賛成(付帯決議の内容が原案よりベターだと判断)しました。

一つの議案の中に多くの事業が含まれていて、中に気になる事業がある場合の判断はとても難しいと再認識させられました。

議案94号の第6号補正予算は8億3000万円強という多額の事業を盛り込んだものであり、この本会議だけで採決まで一気にやるということで、質疑に多くの時間がかけられました。

この補正のメインは国(文科省)が数年をかけて実現しようとしていた「GIGAスクール構想」を前倒しして一気に今年度中にやってしまおうという、約4億8000万円(補正額の約60%)の大事業です。教師と児童生徒全員(4252人)にタブレット端末を持たせ、全教室に電子黒板を配置し、自宅でのリモート学習も可能とするという、コロナ禍の非常事態が生み出した事業ということです。国からの予算だけでは足らず、4890万円の市債も財源となっています。いろんな角度から質疑が集中しました。

他にもコロナ対策での事業者支援、海水浴場支援などと6月の13日、14日の豪雨災害復旧などがあり(全部で19事業)、意見交換、討論、採決で6号補正は全会一致の可決となりました。

小生は意見交換に参加し、コロナ禍という非常事態の中で補正予算が4号2億7000万(5月)、5号4億1000万(6月)、6号8億4000万(6月)と立て続けに組まれ、これまでに無かった事業が関係市職員の上に大きくのしかかってくる(既に来ている)。各事業の実施に当たっては特定の人に多大な超過勤務や慢性的な過労状態が起きないよう、管理的立場にある者はしっかり自覚をせよ。と述べさせていただきました。

それにしても、コロナ以前には誰一人夢想もしなかったことが、今私たちの目の前で次々と起きています。なんだかスゴイ時に議員になったものだと思ったりもします。

午後6時過ぎに全ての案件を処理して6月議会は終了。その後平林議員の議員勤続20年の表彰儀式があり、拍手の中、金田議長から全国議長会会長の表彰状が平林議員に手渡されました。市議以前の弥栄町議時代の換算年数(×0.5)も含めての20年ということです。

 この報告は、一応ここまでとして、その後の全協の内容は次回D18に譲ります。

20/7/14(火)夜

永井友昭チャレンジダイアリーをフォローする!

ご寄付(カンパ)をお願いいたします

永井友昭が代表を務める政治団体「京丹後宇川の風」へのご寄付をお願いいたします。京丹後市外に在住の方でもご寄付を受け付けておりますので、何卒ご支援のほどお願いいたします。