D19 宇川で市政懇談会！ 200719（日）
本日はもう1本。
6月議会終了を受け、取り敢えず活動報告をということで7/16（木）と7/17（金）連続で宇川地域で「京丹後宇川の風」の市政懇談会を開きました。7/12（日）に新聞折込した「チャレンジ通信」1号で広報しただけということでどれだけの方に来ていただけるのかとても心配でしたが、7/16（木）の中浜区民会館（下宇川）には17名、7/17（金）の平住民センター（上宇川）には12名の方に来ていただき、文字通りの懇談を行うことができました。
この人数をどう見るかは人によりけりということでしょうが、夜間（19:30～）一人の無所属新人議員の懇談会にこれだけ来ていただければ上出来というところでしょう（「よーけ来てもらったわや」と何人もの方から言っていただきました）。
内容は最所に「宇川の風」の顧問さんのご挨拶をいただいたあと、議員である小生より何とか最初の議会を終えましたということで、初めての議会の様子（様々なルールや会派勢力図の解説なども含めて）と議案審議についてまず解説。会派創明は2名だけど重要なポジションにあるのですとか、議案への質疑では意見は言えないのです、とか。
その上でメインは何と言っても6/25（木）の一般質問の報告でした。質問通告に上げ、それに従って行った5つの項目（コロナ問題、宇川信金ATM問題、猿害問題、宇川温泉問題、米軍基地問題）についてそのポイントと当局、主に市長の答弁をお話ししました。そこまでで約40分。
その後質問意見を織り交ぜての参加の皆さんとの懇談。中浜会場、平会場ともに皆さん積極的に話をされて途切れる時間がほとんどない状況でした。
話題になったのは、まずコロナ問題。日本中大変な状況になっている中、京丹後市でPCR検査もできないのはどうしたことか（現在のところ最短は福知山）。感染疑いで救急車を呼んだはいいが、一体どこへ連れて行かれるのか。宇川の海水浴場でのコロナ対策は最終的にその場所の判断に任すと言いながら、予約に制限をつけたら当局より削除を迫られた。ゴミを持ち帰りというがそんなことは簡単にできることではない。持ち帰り用に京丹後市の古いゴミ袋を配れというが、ゴミ一杯の京丹後市のゴミ袋が道の駅などのコミ籠を一杯にするのが目に見える、などお役所の発想と現場は違いますという声がいくつも聞かれました。
次が猿害問題。役所の言うのとは裏腹に猿は全然減ってない、あちこちやられっぱなしだ、もっともっと捕ってもらわな話にならん。可能なところは制度を利用してどんどん電柵で囲おう。個人菜園には補助がダメというが、（アンタの言っとったように）ことは農政の問題を超えて地域存続、健康福祉、環境保全、高齢者の生きがい対策の問題だ。グダグダ言うとる間に宇川は全部荒れ地になってしまう。猿の檻をもっと増やしてとにかく数を減らさんと、というような声が次々と。猿に畑をやられたお年寄りにスマート定住など地域対策の費用から（お見舞い代わりに）温泉券を配付するとかできないですかというような意見や、獣を捕ったり撃ったりする資格を取りたいが補助はあるのかという若者の声も（補助はありますが、猟銃の資格はとっても難しい）。
議会で議論になったふるさと創生職員問題について、そういう人に是非宇川に住んで欲しいという声のある一方、今頑張ってもらっている地域支援協力隊の人達に対する仕事や定住への市のケアもいい加減なのにどんな仕事をして定住してもらおうというのか、という厳しい声も。
宇川は今市の新しいコミュニティ作りのモデル地区になっているが、地域任せが実態で日々の生活で一杯の地区の人々にはそういうことに専念できない、行政の机の上の計画通りに行くようなものではない。宇川では小学生の数が減ってきて（1年生は今年なんと4人）来年には複式学級も出てきそう、というような現実も紹介されました。
議会での突っ込みが足りなかった点や全然思いもしていなかったことへの指摘など、有意義なご意見や質問が目白押しでした。
小生の方からは、特に宇川での諸問題について、市長は一般質問での小生への回答にあるように、できることはやりたい（宇川大好き）と言っておられます。議員が言っているだけでは全然弱いです、それを証明する地域からのまとまった証拠や声が大切なのです。猿害でもATMでも温泉でも是非地域で声をまとめて市に迫りましょう、と言わせていただきました。
議員としての小生について、一般質問で地域の声もたくさん言ってもらいなかなか良かった、その調子でとにかく宇川のために（ゴリ押しでも）頑張ってくれ。ネットの発信などで議会の様子が良く分かる。ケーブルテレビを見るのが楽しみになってきた、などという嬉しい声も。
「京丹後宇川の風」の市政懇談会は7/21（火）に丹後町豊栄地域の成願寺区民センターで3ヶ所目を行います。同じように19:30からです。どなたでもお出で下さい。
20/7/19（日）夜
