D23 京丹後市、感染拡大さらに広がる!!    200803(月)

 昨日の今日ですが、京丹後市の新型コロナの感染者が更に拡大しています。

 まず、昨日の情報を補正します。7/31に確認の20代女性の方は2例目の軍属さんの接触者で京丹後市の方。京丹後市関係としては5人目。8/1に確認の80代男性の方は感染経路不明で与謝野町の方ということです。与謝野町の感染者としては数人目(確か4人目くらい・・)ですから、昨日の見出しの「5人目、6人目確認」というのは、京丹後市で6人目までという誤解を招きかねない内容でした。経ヶ岬の米軍基地絡みで感染者が出てから丹後地域にに6人という意味で書いたつもりでしたが、不正確なものですみませんでした。

 昨日の段階で、京丹後市の感染者は5名、そのうち3名が米軍人で1名が米軍属、1名が京丹後市在住の日本人ということです。

 今日京丹後市で6人目の陽性者が確認されました。30代女性で5人目の女性の接触者ということです。米軍関係者との接触者でない方で初めての感染者ということになります。経ヶ岬の米軍と直接関係のない市民への感染が確認されたと考えてよいように思います。

 困ったことに、事は心配した方向へやはり動いています。

 因みに、与謝野町の80代男性の接触者2名(50代男性京丹後市以外の丹後管内、20代男性南丹管内)の感染も今日確認されています。

 このような状況の中で、米軍軍属(シェネガ社、レイセオン社など100人以上)へのPCR検査や地域の基地関係者(約10人)のPCR検査がその後(7/31以後)進んでいるのかということですが、今日いろいろと問い合わせたところではやられていないようです。

 「感染者が出れば国の基準を超えてでも拡大して検査したい。その初動が大切だ。」(7/21、府環境・厚生委員会)という京都府は今やクラスター状態となっている京丹後の検査拡大の指示を未だ出されていないようですし、京丹後市もその事の実施を府に強く要請しているという話を聞きません。今日も市の新型コロナウィルス感染症対策本部会議が行われたようですが、市の新しい取り組みは特に確認されなかったようです。

 米軍人の検査をやった座間の医療チームは丹後に止まっておられると聞きますが、感染者のケアはしているけれど検査をやってはおられないようだとのことです。それが本当なら、どうしてやらないのか。

 京都府と京丹後市は早急に強力なチームを組んで、京丹後市内に本格的な検査センターを設置して市民へのPCR検査の拡大と正確な情報の提供をはかるべきです。市長は現況を踏まえての市の姿勢と市民への具体的な行動要請のメッセージを早急に発表すべきです。

 米軍は軍属や関係者全員のPCR検査を早急に実施し、その情報を明らかにすべきなのは言うまでもないことです。当然ながら防衛局はそのためのあらゆる努力をしなければなりません(防衛局が何をしているのか、全然聞こえてきません)。

 市長の求めていた緊急の「安安連」(25回目)が8/7(金)に行われることとなったそうですが、それまでに各当局がやらねばならない事は山のようにあります。

 昨日も書きましたが、今が大切です。

 検査、正確な情報、行動提起。永井はこの「三必」実施を強く提案します。

200803(月)夜

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