D51 学校再配置(適正化)問題、宇川から!! 陳情提出! チラシ2回折込! 21/1/30(土)
昨年末から報告をしてきた学校再配置計画について、筆頭の対象地域宇川の状況を報告します。
昨年12月から、市内の学校適正化の名の下に宇川小学校の再配置(宇川小を閉校して丹後小に吸収させる)の話が市教委から出てきて以来、宇川地域ではそのことが大きな話題(基本的には「無くすのか」という批判的な声多し)となって様々な動きが出てきています。
臨時議会のあった1/14(木)に、丹後町に宇川小学校・統廃合を考える会(仮称)のチラシが丹後町に新聞折り込みされました。「2022年、宇川小学校が無くなるの? 学校統廃合、急がないで皆で考えましょう」という見出しのビラです。保護者や住民に十分に知らされてもいないのに3月の議会で決めていいのでしょうか、という呼びかけと「複式学級では良くない」という市教委の考えは一方的であり、文科省も小規模校の良さを生かす選択肢もあると指導していると指摘。宇川は今若者定住の促進を進めており京丹後市もそれを支援しています。地域の宝宇川小を守りましょうという内容となっています。
このチラシで市の宇川小学校閉校の話を始めて知ってビックリしたという話をたくさん聞きます。
1/21(木)の夜に、宇川小学校PTAの主催で小学校の保護者と宇川保育所、丹後こども園宇川小校区の保護者を対象に市教委の学校再編についての説明会が行われました。この説明会はコロナ緊急事態の中ということで宇川小の体育館を会場に午後7時半から8時までの30分間だけ、市教委が説明をして(市の方針と宇川小学校の現状を解説・・)質問等はアンケートに書いてくださいという形で行われました。参加者は20数名とのこと、広くて良く聞き取れない中、市教委の方が文書を見て一方的に話しておられましたということです。
上宇川地域では12月に連合区長さんにこの再配置の説明があってから、区長さん方がその内容を協議され、保護者にも地域にもとっても重大な問題なのに十分知らされていないし声も聞いてもらっていないと「市の拙速な決定をやめて欲しい」という陳情を出す事となって、1/27(水)に区長さん方の連名で正式に市議会に提出されました。文科省の通達では「統廃合の計画は、学校の持つ地域的意義も考えて、十分に地域住民の理解と協力を得て行うよう努めること」となっているのに、新型コロナで会議・集会等の制限があってそういうことが困難な状況の中で「住民の意向に配慮した合意形成なしに」拙速な決定をすることは適切とは言えませんと指摘しておられます。
昨1/29(金)には「考える会」の2号のビラが宇川地域に折込をされました。このビラでは「宇川小学校統廃合を決めるのは 保護者・住民の声で」という見出しで、宇川小は小さいけどそれを生かしたとても良い学校だという保護者や地域の声を紹介し、市が今第2次総合計画で若年層の移住定住政策を進め、子育て環境の整備を進める中、宇川地域はそのモデル地区にもなっているのに再配置はそれに逆行することではないかと問いかけています。
このような宇川での動きの中、地元宇川の議員永井はどうしているのかという声も届いています。そこで以下のような内容の事をそういう議論の場所に投稿しました。
何をしてるのかと言われている宇川の議員の永井です。
僕も宇川小学校を何とかして守らねばならんと思っています。
守るための方法の議論はいろいろありますが、今の市教委の計画が3月議会に提案されて可決されると、もう市が決めたということになって宇川小学校は早ければ来年(R4年)おそくても数年のうちに間人(丹後小学校)へ吸収ということになります。
これをさせないためには、まず3月議会で決めさせないことです。僕は議会の文教厚生委員会に属していて、この計画案はまずこの委員会で審議されます。メンバーは6人。桜井、池田、東田、鳴海、平林の各議員と永井の6人です。この中の3名が、反対ないし継続審議ということになれば、決定は本会議に持ち込まれます。そこで多数(10人以上)の賛同が得られれば差し当たって止めることができます。
議員の勝負の場所は基本的に議会です。そしてその発言の強さを担保するのは永井個人がどう思っているかということよりも、市民の皆さんの声です。宇川小学校の件なら宇川の人の声です。1/27(水)に上宇川連合区から区長さん方の連名で、「この計画の拙速な審議採決をしないように」という陳情が出されました。ものすごく重要なことです。また、このことを憂うチラシも2回入りました。大切な地元の声です。
下宇川は上宇川ほど地域としてまとまってはいませんが、昨日下宇川区長会があってその市教委の再配置計画の説明(区長会としては初めて)がされました。その区長会に僕も上野区の区長代理で出席しました。
市教委は議会で決めてから地域に丁寧に説明してやっていくと言われるので、それでは(決まってしまってからでは)地域のものは何も言えないではないか、計画を出す前に保護者にも地域にもしっかり説明して対話を重ねてその上で出すのが筋ではないかと問うと、意見として聞いておきますというようなことでした。他の区長さんからも僕と同様の発言があり。更には女の子ばかり一桁という少数の学校で教えた経験ありという区長さんからは、少ないからと言ってダメというようなものではない。いろいろな地域や保護者の声を聞いてやってほしい。という要望もありました。また、自分の子を宇川小学校にやりたいので無くすのには反対だという区長さんもおられました。
いろいろな思いの方がおられます。しかしそのいろんな思いを交流する場も、市へ伝える場もないのが実態です。コロナの緊急事態がその事を大きく妨げてもいます。とにかく急ぐなという声をいろんな形で、特に丹後町の議員、文教厚生委員会の議員に届けることが今とても大切だと思っています。
永井にもいつでも連絡ください。090 3272 3712です。 21/1/30(土)夕
この学校再配置、宇川小閉校の件では(それを止めたいという観点から)ここでは書いてないことでも言いたいことや問いたいことはたくさんあります。宇川の皆さんの声や思いをもっともっと聞かねばとも思っています。とにかく3月議会の一般質問にこの件は必須です。
21/1/30(土)夜