D62  1年経ちました!    「チャレンジ通信」4号、評判上々!    京丹後も「緊急事態」!!    21/5/2(日)

 もう5月に入ってしまいましたが、先月4/26(月)で昨年の市議選からちょうど1年でした。なんとか4回の定例議会を乗り切って1年を迎えることができ、正直ホッとしていますが、前途への不安も大きなものがあります。

 4/25(日)に全市に折込した「チャレンジ通信」4号ですが、電話、メール、メッセージ、ハガキ、直接にといろんなツールで声が届いています。「いいのが入りましたね」、「1年間ご苦労さん、これからも頑張ってね」「いつも楽しみにしてます」「私も同じ思いです」というお褒めの言葉が多いですが、「あそこは表現を変えた方が」という方も「私の考えはちょっと違う」という方もあります。どちらにしてもしっかり読んでいただいての御意見ということでほんとにありがたく思っています。

 この通信、全市ということになるので費用はそれなりにかかり、政務活動費の対象にはならないのですが、議員としては必要なことだと思っています。「どの議員さんもこういうのをもっと出したらいいのに」という話も何人かの方から聞きました。それぞれのご判断ということですけど、こういう多くの方の目に触れるものを書くのはそう簡単ではないのですよ、などと言ったりしています。

 4/23(金)の京都府の緊急事態宣言を受けて、市は様々な分野へその対応策を打ち出していますが、市の管轄の観光施設(指定管理施設など)へは4/29~5/11の間の休業要請が出されました。市の管轄でないところへも府の方から閉鎖のお願いが来て、結局京丹後市の海岸線は駐車場、キャンプ場のほとんど(全部?)が「閉鎖」ということになっています。

 市の休業要請には昨年もそうであったように休業補償があるだろうと言われていますが(今のところ定かではありません)、その対象にならないところ(地区の事業でやっているところとか)は閉鎖して休業となっても補償の対象とはなりません(府からはお願いだけで補償はないとのこと)。閉めればその補償を誰がするのか、開ければお客さんが来るが新型コロナのリスクをどうするのか、大変に難しい問題に各地区の施設は直面し、苦渋の決断をなされたようです。

 行政から「閉めて」というからにはその分の補償があるのは当然ですが、それが定かでないまま「閉める」事だけが先行し、その分の被害は結局前線がガマンする(自腹を切る)ということになるなら、これは問題です。議会で取り上げなければなりません。

 4/27(火)に市教委と創明の懇談の時間が持たれました。市教委からは引野次長と小坂課長、創明は永井と浜岡さんということです。学校再配置について創明の考えを聞きたいということだったと思って臨みましたが、市教委のメインは3月議会後の報告と今後の予定ということであったようです。

 要するに弥栄町の吉野小学校地域では3地区への説明とPTA役員さんへの説明を行って概ね了解を得た。今後地域全体に住民説明会をやりたい。丹後町の宇川小学校地域ではPTA役員さんへの説明と2つの区長会へ説明に行った。宇川は反対も賛成もある。今後保護者との意見交換会(4/30に予定)や上宇川、下宇川での住民説明会をやって理解を得て、6月議会に2度目の再配置計画の提案をしたいということでした。

 ですが、そこに新型コロナの「緊急事態宣言」ということで、今後の予定が全て「宣言解除後」(5/12以降)に延期となったとのこと。5/11までで宣言が解除になるのは極めて流動的で、6月議会までに無理やりというようなことは良くないですよと釘を刺しましたが、市教委はそれには応えられませんでした。

 せっかくの機会なので、この学校再配置の2次計画についての創明の基本的な考え方を永井より改めて市教委へお伝えしておきました。①1次計画は3/31で全て終了した。2次計画はまだ何も決まっていない。②故に前計画10年間の検証は大切であり、これまで以上に多くの方の声を聞く必要がある。③複式学級の是非についても検証が必要だ。④複式を解消することになっているなどということは誰も言えない。⑤再配置は、その地域や保護者からそれへの強い要望がある事が前提で、ある基準で地域に押しつけるようなものではない。

 浜岡さんからは今市が総合計画で進めているU・J・Iターンの促進事業には地域に小学校があることはとても大切だ。特に市の人口減少の激しい市の周辺地域においてそれは地域作りそのものに関わる重要案件だ。少なくとも1年生から4年生の間は親の傍で歩いて通える学校がることが望ましい。複式学級も含め少人数クラスの良さは最近見直されてきている。社会の変化に合わせた市の対応が必要ではないか、という見解も示されました。

 これらについて、市教委は敢えて見解を言われませんでしたが、従来の考えが変わっておられないという感じでした。

 どちらにしても「宣言」解除後に慌てて説明会をやって住民との対話も不充分なまま、再配置計画が6月議会に出されるようなことはあってはなりません。

 21/5/2(日)午後

網野町、八丁浜 
網野町、琴引き濱

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