D63 1年の挨拶回り! 初めての代表者会議、議会運営委員会! 明日(5/24)、臨時議会!! 21/5/23(日)
5月ももう下旬に入りました。宇川の田んぼも薄い緑一色となっています。例によってまた間が空きましたが、この間の動きをまとめて報告します。
昨年の選挙(4/26)から1年が経ち、4号目のチャレンジ通信も出せたので、連休頃より「何とか1年を終えました」というご挨拶に地域を回っています。
まずは連休の間に丹後町各地区の区長さん方に、「チャレンジ通信」の1~4号と、3月議会で決定された個人への農地獣害対策補助制度の要項を持って回りました。
この補助要項は、従来獣害対策補助が3名以上の地権者の合意が必要で申請から実現まで1年以上かかる府の制度しかなかった不備を解消して個人の農地でも申請でき家庭菜園も対象になるという画期的なものです。昨年私が最初の一般質問から数度にわたって取り上げ、市の施策の実現を求めたものですが、他の議員さんの同様の質問もあり中山市長の判断で今回実現に至ったもので、特に獣害(猿害)の激しい丹後町地域で声の大きかったものです。
お訪ねすると(1年前とは違って)、たいがい「ご苦労様ですね」という声が返ってきます。「ケーブルテレビで見てますよ」という方もあり、「色々と取り上げてもらって喜んでます」という方もありで嬉しい気持ちになります。
お話する中で出てくるベスト3は、コロナの緊急事態のこと、獣害対策のこと、宇川小学校統廃合問題のことです。
連休以後は、地元の宇川地域の各区(大小全部で14地区)を土日の空いた時間に回っています。不在のお家もありますが、おられるといろんなお話を聞かせていただきます。「あなたの活動でいろんな事がよく分かるようになった」、「議会毎の通信を楽しみにしてます」、「地域のことを取り上げていただいてありがたい」というようなとても嬉しいお言葉をたくさんいただいています。その一方で、「猿をもっともっと獲ってくれ」とか「あそこの道が狭い」とか「雨が降るとここの水が溢れるんです」というような日常生活での問題をお聞きします。
殊更に多いのがやはりというか「宇川小学校はどうなる?」ということです。年代を問わず皆さんものすごく心配しておられます。無くなってしまうことを。「3月末で前の10年間の計画が終わって、これからのことはまだ何も決まっていません。市長は『保護者、住民の合意を得て』と公言しています。これから、説明会などの場があると思いますので、正直な声を市長や市教委に伝え、彼らの言い分を質しましょう」と言っています。
「あなたはどうなんだ?」と聞かれると「何とかして守りたいと思っています」と正直に応えています。
小学校の保護者の皆さんや小学校までお子さんの親御さんと話すと、市教委のやり方(1/21と4/9に市教委から一方的な説明があり、まとめたアンケートにも答えていただいていない)への不信をたくさんお聞きします。再配置(統廃合)云々を言う前に私たちの疑問に何も答えてもらっていないではないか、ということです。とにかく対応が不誠実だというのが共通したお言葉です。6/2(火)の夜に予定されている保護者と市教委の意見交換会(PTA主催)でも、そのやり方に申入れをした(人数もそんなに多くないし時間も限られているし分散会をやめて全体会だけにして欲しい)が妙な理由で受け入れてもらえなかったとのこと。主催者の申入をなぜ市教委は拒否するのか、不思議です。
市教委は、6/2の会の後に上宇川と下宇川での説明会をとにかく急いでやって6月議会への提案をやりたいような感じですが、そんな慌ただしいことで『合意』が得られると考えているおられるのか。そういう無茶なことはやってはいけません。
5/19(水)に初めての会派代表者会議に出席し、それに続いての議会運営委員会にも出席しました。会派代表者会議では委員会人事等の確認と一般質問での写真等の扱いについての打合せなどがあり、会派創明の代表としての見解を何度か求められ、応えました。一般質問の写真等の扱いは、昨年12月議会での私の案件が発端となり創明から議長への申入書も出していますので、その件にも触れました。とにかくとても緊張しました。
議会運営委員会は傍聴を何度かしましたが、発言権ありでの出席は初めてでした。5/24(月)に臨時議会をやりたいということで執行部からその内容の紹介と議事の進め方について確認がなされました。
臨時議会の内容は、3月議会以降の多くの専決事項の承認と緊急コロナ対策を中心としたR3年度一般会計の補正予算の審議ということです。新型コロナの「緊急事態宣言」が延長され閉鎖、自粛が続く中、ワクチン接種が始まる一方で新しいクラスターがまた発生する事態となっています。そんな中での臨時議会ということで、特に補正予算については質疑の時間をなるべく多く確保してほしい、またワクチンやクラスター問題などは特別に説明の場を持って欲しいという意見を述べ、その方向でやろうということが確認されました。
臨時議会、いくつも質したい事項があります。
学校再配置問題ですが、10年前の「再配置計画」の議会審議についての学習を個人的に進めています。特にこの問題を深く審査した「再配置問題特別委員会」のH22(2020)の委員会議事録を読み込んでいるところですが、とにかく文書の量が多い。A4ビッチリが数百ページ。ようやく半分くらいまできましたが、委員さん方の勉強量と熱意にまずは驚き、情報の宝庫だなと実感しています。早急に全部を読み通してこれからの事態に向かいたいと思っています。
21/5/23(日)朝