D117 審議会答申、市長へ提出! 「中止も含めて」見直せ! 文厚では適正配置で市長とやりとり! 22/1/18(火)
昨1/17(月)に予定通り、「美しいふるさとづくり審議会」より中山市長への答申が提出されました。昨年12/11の第1回、12/21の第2回、そして今年1/11の第3回の議論を経ての今回の答申です。
奥谷会長が「私たちの思いを全て書き込みました」、という言葉を添えて中山市長に手渡されたと聞いています。
永井はその時間文厚委員会の最中でその場に立ち合えませんでしたが、委員会終了後担当部署へ出向いてその文書の写しをいただきました。 ※市のHPに早急に出す予定とのこと。
D116でも書いたように、1/11の最後の審議会の内容から最終答申が風力発電計画への危惧の念のトーンが弱いものになるのではないか、とそれこそ危惧をしていたのが正直なところでした。
実際にその内容を読み始めて、オーっと思わず声が出ました。それは最初の全般的事項の冒頭の(1)の末尾が「必要な事業計画の見直しを行うこと。」となっていたからです。11日の審議会の最後頃に、元の案である「必要な事業計画の見直しの検討を行うこと。」を「見直しを行うこと。」に変更すべきでは、という委員の意見に事務局から「それは難しい」旨の返答があって会議を終えたという事情があったからです。
「検討」が入るか入らないかは意味が大いに違います。「検討」すれば見直さないという判断も出てくる。その曖昧さを払拭したこの表現はとても大切です。答申提出時の奥谷会長の言葉を担保する文言であり、多くの市民の思いを担保する言葉でもあります。
また、同じ(1)の中で「現時点及び」という文言が追加されています。この項目の5行目の最初です。原案の「今後の調査のプロセス及びその結果において」の頭にこの文言が追加され、「現時点及び今後の調査のプロセス及びその結果において」となったわけです。これはこれからやる場合はというだけでなく、現在の事もしっかり調査してということで調査の曖昧さに釘を刺すという意味を持ちます。
この2つ「検討」の2文字の削除と「現時点及び」の5文字の追加の意味は極めて大きいと永井は思います。
個別事項については、1/11に指摘された点があちこちに盛り込まれて分量が増えています。最後のその他事項も2項目増え、ドクターヘリの件、アセスメント関連図書の公表印刷の件が追加されています。詳細な変更部分の検証はできていませんが、短期間で非常に良質な答申を作られたと奥谷会長および会のメンバーの皆さんに敬意を表したいと思います。
ただ、誤字を1つ見つけてしまいました。どことは言いませんが・・。
昨夜19:30からの市の定時放送では、前田建設の風力発電計画についての配慮書縦覧、意見書提出が1/27までであること、配慮書を市のHPで見ることができ、その印刷もできることなどが市内全戸にお知らせされました。たぶん、市の全戸放送でのこの件でのお知らせは今回が初めてではなかったかと思います。当初の予定通りなら縦覧は昨日の1/17まで、配慮書は見ることはできても手にすることはできなかったのですが、説明会等での多くの方の声が事業者を動かしました。意見書をたくさん出しましょう。
永井は正月明けに2つの件で書いて市民局の箱に投函しました。2つの件というのは、宇川の河口の海岸や海の事についてと、コウノトリが建設予定地にも飛来しているということです。
昨日は前記の通り、文教厚生委員会があり12月議会から継続審査となっている学校適正配置計画についての審査が行われました。市長が市教委の方々とともに出席され(委員会より要請)、市長と委員の間で直接この件に関してのやり取りが2時間近く行われました。
その内容を一言でいえば、市はとにかく計画を通したいということであり、質問者はこの計画への多くの疑問を質すという展開でした。永井は3月議会以来の市長とのこの件でのやり取りの真意や宇川からの733人の署名の意味、この計画の正当性などについて多くの質問を重ねました。傍聴には10数名の方が来ておられました。
その内容は近いうちにまとめて報告する予定です。あまり長くならないように・・。
22/1/18(火)朝