D132 3月議会終了! 永井は新年度予算に「意見」!!  議場から賛同の声も!   22/3/29(火)

 本日、3月議会最終日。R4年度一般会計予算を初めとして新年度へ向けての22本の議案が決定されました。

 新年度予算は、全分野に新規事業目白押しで(119件)、予算委員会の分科会審査の中でもそれらを中心に質疑が集中し、終には5つの事業に減額修正がなされ、付帯意見1本、付帯決議2本というような前代未聞の予算審査となりました。結果としてその修正案が賛成多数で可決されましたが、意見交換5名、討論は10名という大変な議論の場となりました。

 永井はこの中の1人として意見交換に参加し、採決では修正案に賛成しました。前回の風力発電の説明会報告のような詳しい解説を書く余裕はありませんので、その意見交換の全部を紹介して本日の報告とします。

220329 本会議 19番 創明 永井友昭 意見交換 

議案第38号令和4年度京丹後市一般会計予算について意見を述べます。

 令和4年度一般会計予算は、総額356億3000万円、前年度比3億100万、0.9%増で市政発足後最大規模の予算額となっております。

 歳入において、寄付金額10億円が見込まれ、自主財源比率が28.9%と昨年度の25.8から3.1%アップしたことは、この2年間の市を上げてのふるさと納税拡大事業の成果が貢献していることを評価いたします。また市税収入見込が増加している(営業所得、給与所得の増大で)ことはコロナ禍の厳しい中でも様々な対策が一定効果を上げていることを示しているようにも思われます。

 歳出の方ですが、R4年度予算の特徴はとにかく新規事情が多いことであります。確認したところ、119項目約12億8600万円とのことでした。

 あれもこれもとあらゆる分野で目白押しの状況であります。新しいことに挑戦していくことはもとより大切なことだと思いますが、それらの事業がどれもしっかりと検討され確かな見通しがあるものなのか、市民サービスの向上にしっかり繋がるものなのか、職員さん方の負担は大丈夫なのか、大きな危惧を持たざるを得ません。

 今回新規事業4つを含む5つの事業(※)について減額修正が予算委員会で確認され、新規事業1件に付帯意見(子育て支援団体補助)が出され、また新規事業2件について(デジタルポイント、王国タワー)付帯決議が予定されていることは、私の危惧を図らずも裏付けるものとなりました。予算に関係する追加議案が出されたり、各委員会審査の中で執行部の追加説明が繰り返されたのも、そのことを示しております。

 また、委託事業がやたらに多い、本来市の職員がやるべき事まで委託されているのではないか、という総務委員会の意見が出されているのもそのことを示していると思われます。

 一方で、かねてからの継続課題となっていることへの対策が弱い。観光事業は本市のメイン産業で、様々な新しい案件も企画されておりますが、その一番の資源である海岸線の美化事業については、漂着ゴミの回収・処理や松枯れ対策など具体的に強化はなされてはいません。観光指定管理施設料金の消費税問題も解決はまた先送りということです。新しいモノをどんどん外へアピールすること、たくさんの事業が予定されています、それは大切ではありますけど、来ていただいたお客さんがガッカリされるような事があっては意味がない。足元をしっかり固めることを疎かにしてはなりません。

 SDGsという言葉のついた事業がたくさんありますが、それが本来の「持続可能な地域作り」にしっかりリンクするものになっているのか、言葉だけ流行だけの軽い感じを受けてしかたがありません。今年度の事業として市は現在「脱炭素ロードマップ」を作成中とのことですが、今年度もうすぐ終わってしまいますが、未だにその全容が示されていません。新年度予算に再エネ促進事業はいくつも出されておりますが、それがロードマップとどう関連していくか、その目標とするところも明らかにされておりません。地域新電力への予算もありますが、再エネ、省エネ、CO2削減の具体的なあり方がどのように展開されるのかは予算建ての中からはまだ見えてきません。

 ゼロカーボンと言いながら、その基盤となる森林整備・保全の取り組みも極めて貧弱であります。

 あれこれとよく吟味もせずに新しいモノを欲張りすぎて、現場の混乱や中途半端な事業で市民の批判を受けるようなことにならないか、私は大変に心配をしております。今後、可能な限り目を皿にしまして各事業、施策のゆくえをしっかりと監視していきたいと思っております。

 以上、新年度一般会計予算への永井の意見といたします。

※減額修正されて予備費に落とされた(要するに否決された)5事業とは、①ふるさと創生職員の副業型、②SDGSポイント制度、③長寿食サミットフォーラム、④京丹後コシヒカリ「おにぎり」PJ、⑤水洗トイレリースバック補助金のことをいいます。総額で1269万7000円が予備費へ回されました。

 とにかくフレーズや言葉先行の事業がやたらに多く、予算審査の中で「ちょっと待ってよ」と思うことが何度もあったのでこのような意見となりました。定住促進奨学金返還支援補助金制度など評価すべき事案もいくつもあるのですが、それは置いてもこれだけは言っておかねばという意見となりました。時間は5分。発言中に「そうだ」という声が左側の席から何度か聞こえてきましたし、議会終了後に原稿のコピーが欲しいという方もおられてなんだかホッとしました。

 3月議会、本当にタイトで、重い日々でしたが何とか終了しました。

22/3/29(火)夜

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