D196 2023(R5)年を終えて・・。    今年もよろしく!   24/1/3(水)  

 2024年、新しい年に入りました。その初日から激しい地震、丹後も震度3で永井の自宅も長く揺れました(1分以上も)。厳しそうだなと思ったら、震源地は若狭湾対岸の能登半島で震度7、被害は甚大です。被災された方々にはご無事をと祈念するほか言葉もありません。昨日はそれと関連するらしい痛ましい飛行機事故まで起きました。

 市議になって3年半が過ぎ、この4月には次の選挙という年頭となりました。これを機に昨年1年を振り返ってみます。

 昨年もそれまでと同じように、定例会での一般質問と委員会活動を中心に動き、チャレンジ通信を定例会毎に4号(12号~14号)発行し全市に折り込みました(いつも読んでますという声をいただいて喜んでいます)。

 3月定例会ではR5予算案にいろいろと苦言を呈し、6月定例会では補正4号の野村賞に差し戻しの提案をし、みなと悠悠の件で請願の紹介議員となり、総務委員会でその説明の場にも立ちました。9月定例会では「小水力発電」や「コウノトリの里構想」の提案させていただき、12月定例会では一般質問で久美浜「参考館」の保存を訴え、浅茂川温泉の件では修正の論陣を張りました。

 風力発電所計画の件では、永井の予想通り自然電力の磯砂山の計画が完全に中止となりました(5/19)。また、米軍基地などの件はこれも予想通り国の「特別注視区域」への指名が暮れも押し迫った12/26に発表されました。

 昨年の特徴は、一般質問でいわゆる「提案型」が増えたこと、その典型がコウノトリの里構想などです。一方で「糾弾型」の質問が弱くなった(優しくなった)というご指摘も受けるようになりました(その自覚はあります)。

 委員会活動では産建委員会の副委員長として、自らの思いというよりも委員会のとりまとめに汗をかいたことが特徴的でした。うまくいかない京丹後デジタルポイントカード事業についての委員会提言と12月定例会で大きな問題となった京丹後浅茂川温泉静の里の指定管理期間延長について、執行部提案の2年を委員会で1年への修正案にまとめたことなどがその内容になります。前者は結局日の目を見るところまでは行きませんでしたが、永井の実績の一部とはなりました。

 6月定例会での「みなと悠悠」の件は、旧6町時代からの問題案件の一つですが、こういう分野にも正面から向き合うことになりました。

 予算決算の審査等の中で財政問題についての理解が全く不十分である事を痛感していたことを背景に、日商簿記の3級に挑戦し6月から11月の半年間の講座通いとその予復習に多くの時間を費やしました。何とか合格できたことは喜びですが、この講座に通うことで(月曜と木曜の18:30~21:30、30回)、他のことも合わせ一日の時間の使い方が詰まったように思います。夏には自治体財政そのものの研修にも2泊3日で参加しました(今月も行きます)。

 創明という小さな会派の代表でもありますが、基本的に政党などの組織に属さないいわゆる一匹狼であることは、風当たりも強いですがその自由さは20人の議員の中でトップではと思ったりもします。

 1人で過ごす時間がそれなりにあります。山歩き、里歩き、読書、簿記や財政の勉強、日々のノート書き、これらの時間が殊の外愛おしく感じられるようになったのも昨年の特徴です。議員という他者との緊張した時間を持たざるを得ないあり方が、この1人の時間への愛おしさの元ではないかと思っています。日々のお寺参りや風呂上がりのスクワットなどを続けられるのも同じ心象から来ているように思います。

 1日24時間、1年365日(年間8,760時間)、1人の人間のできることなどしれたものだという言葉もありますが、「いや、けっこうできるのでは」という実感を持ちます。特に定年退職して以後は、いわゆる生活に追われる時間から解放されて、自分の思うようにあれこれとコツコツとやれる時間は相当にあります。それが結果として野にある人々の役に立つことに繋がるのなら悪くないじゃないかと思ったりもします。

 12月定例会の一般質問の最後に「4年間の議員としての評価を受ける意味でも、結果がどうであれ、まずは手を上げなければと思っております」と言ったところ、その場の多くの方々(前方も後方も)の失笑(?)を誘いました。一般質問でそんなことを言った議員はアナタが初めてだ、というお言葉もいただきました。

 本当は最後まで迷った上での発言だったのですが(ラスト10秒)、どちらにしても逃げられないのなら、言葉にして出せということだったように思います。とにかくそういう年になるということです。

 改めて本年もよろしくお願いいたします。

24/1/3(水)朝

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