D243 参議院選挙です。 在日外国人、一番の優遇は在日米軍! 倉林さんは京都に不可欠!! 25/7/17(木)

 連日の猛暑です。田んぼにも畑にも雨が欲しい所ですが、丹後では中々降りません(降りすぎている所の方ごめんなさい)。その暑さの中、この日曜日7/20には参議院議員選挙があります。

 京都選挙区はご存じのように定数2に9人が立候補されています。事前予想では維新の方がリードで自民と共産の候補者がそれを追っているとの報道がなされています。

 選挙へ向けての様々な発信がなされている中で永井がとても気になっていることがあります。それは在日外国人の方々への様々なお話です。日本に住んでおられる外国籍の方々が「優遇」をされていて、それはおかしいという主張をされる方々が相当数見受けられます。それらには根拠の乏しいものがほとんどように思われますが、その一方で確実に「優遇」というか特権的に扱われている方々がおられます。

 それは在日米軍に関わる軍人軍属と言われる方々です。日米地位協定という日本とアメリカの間の不平等条約(当然アメリカが上で日本が下)によって、その特権があれこれと明白に認められています。パスポートなく入国し、日本の運転免許証は必要なく(米軍発行の許可書でOK)、故に事故や違反への行政罰もなく(免停免取とは無縁)、犯罪に対しても日本に一時裁判権がありません(沖縄などでの悪質な犯罪の背景となっています)。彼らが日本国内で所有する自動車(Yナンバー、Aナンバーなどの車)の税金は格安です(京丹後市も国に準じて条例を改正して安くしました)。

昨日の米軍基地、ここに我が国の主権は及ばない。

 在日外国人の優遇云々を声高に喧伝される方々からこの在日米軍の特権についての見解を聞いたことがありません。おかしな話であり、そういう方の言葉は他の事も信用ができないなと思ったりします。

 日本という国が、日米安保条約で主権国家としては半人前であり米国の従属化にある(日米地位協定は日本国憲法の上にある)という現実を、隠したり、そこから目を背けたりしてこの国を論じても問題点の根本的な解決にはほど遠いと永井は思っています。

 そんな中での今回の参議院選挙。永井は無党派無所属の市議会議員でどの党に肩入れするというものではありませんが、近畿で唯一単独の米軍基地のある自治体の議員として、更に基地の立地する丹後町宇川地域の議員として以上のような視点からの発言を続けてきました。

 米軍基地の話が京丹後市にやって来た2013年の参議院選挙で初当選された共産党の倉林明子議員には、その当時から大変なお世話になり、同党の井上哲議員とともに国会でも事あるたびに現地の問題点を取りあげていただきました。日本各地に数ある米軍基地の中で、地元の声をしっかり聞く(聞くだけも多いのですが)特異な米軍基地を維持できてきた背景にはお二人の貢献大なるものがあると永井は思っています。

 2013年の暮れに市庁舎前で行われたみぞれの中の反対集会(約1200人)で現地報告する永井に傘を差し掛けていただいたことは忘れ得ぬ思い出です。

 京都選挙区では倉林議員を落とすわけにはいきません。

2025/7/17(木)午後

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