D40 丹後図書室リニューアル、成人式、ふるさと旅行券!! 201104(水)
雨に降り込まれたり、からっと秋晴れになったり、ウラニシ模様の季節に入ってきました。前回(10/25)以降の報告です。
10/30(金)、前々から準備を進めていた丹後図書室の移転工事が終了し「海の見える図書室」としてリニューアルセレモニーがあり、それに招かれて出席しました(地元議員ということで最前列の席)。場所は丹後市民局の3階、かつて丹後町議会議場があり、その後プラレタニウムの施設となっていたところが素晴らしい図書室に生まれ変わりました。費用は6000万余。
広い、きれい、見晴らし抜群。かつて間人のまん中の地域公民館の中にあった頃何度も通った身としてはその様変わりにビックリでした。これは利用価値抜群、度々寄せてもらわねばと思ったしだいですが、いくつか気になる事も。
まずトイレが遠い。同じ3階では廊下へ出て東の端まで相当歩かねばなりません。1階へはエレベーターでの移動が必要。また、この広くなった図書室の管理全般をやる事務員さんが基本1名体制とのこと。図書館は他の行政機関と違って土日開館の施設、そんな時もお一人の仕事(トイレも遠い)、これは安全管理の面からも大いに気になります。蔵書数もまだまだという感じがします。積極的な購入に加えて寄贈等の呼びかけをされてもいいのではと思います。
11/1(日)は京丹後市の成人式に出席。コロナの関係で例年の3月実施が延期されさらに3町毎に2回に分けての実施となりました。660人の新成人のうち出席者は412名とのこと、例年の80%以上から今回は62%の出席率でした。翌日のことも思えばよく集まったと思います。内容は市長を初めとするお祝いの言葉の数々と新成人代表の決意の言葉、保護者からの餞の言葉など。華やかに着飾った若い諸君が静かに聞いておられました。
自分自身の40数年前の成人式を思い返したり、何年かまえの息子のそれを思い出したり。小生が教員最後の年に送り出した生徒と久しぶりに出会い、「先生、何しに来とる?」などと言われてしまいました。
この機会に教育委員会がアンケートを取るということでしたが、それはスマホのネットを使う方法でやられたようです。どれくらいの人が答えてくれたのか、うまく機能したのか気になるところです。
9月議会の7号補正で話題となった「京丹後ふるさと旅行券2」について、10/12の10:00販売で1万枚2500万円分がたった3分で完売したと大きな話題になっていますが、これについて市民の方からいろいろな声を聞きます。
多額の公費を使っているのに、多くの市民が知らないまま売れたことだけが報告された。特定の人が買い占めておいしい汁を吸ったのではないか。市内の中小業者へも恩恵は行き渡っているのだろうか。国のGOTOと合わせると「京丹後の錬金術」そのものではないか。お客さんが戻ってきて冬の予約が埋まりつつあるという中で必要な事業だったのか。等々です。
まずは事実をと窓口となった観光公社に事情を聞きました。今回の旅行券パート2は主に市外(特に府南部)を対象に行ったもので市内への広報は主にネットと各業者の発信で行った。販売数の制限は特に示されていないが、システム上1件に12枚が限度である(3分で売り切れなので一人が何回もの購入は事実上できない)。登録された業者(60数事業所)でしか利用できないが、案内は全ての事業者(200以上の事業所)にさせていただいた。錬金術の件は可能かも知れませんが、国は国、市は市です。利用者の皆さんには宿泊施設で統一したアンケートを取ります。事業そのものの判断はうちではありません。というようなお答えでした。
9月議会で全会一致、小生も賛成して決定し実行された事業なので、その結果をしっかり分析し皆さんの声に耳を傾けて、妥当な施策であったのか検討もしなければならないと思っています。12月議会の案件の一つになりそうです。
20/11/5(水)朝