D146 6月議会終盤! 庁舎特委、増築棟4000㎡を確認!! 丹後第一風力は縦貫林道沿線! 国道178号の草刈り、来週から!!   22/7/2(土)

 6月議会の最終日7/5(火)が迫ってきました。6/24の一般質問終了後、委員会審査などが続いています。永井に関わる重要な部分を報告します。

 6/30(木)に庁舎整備等特別委員会があり、6/15の執行部からの「増築棟は4000㎡で」という案に対する委員会としての決定(認めるのか認めないのか)がなされました。

 執行部は、4000㎡となった理由について網野ラポートに間借りしている商工観光部も本庁に集約し(これで増築棟の人数が156人から179人に増)、福祉センターの耐用年数経過後(あと7年)の代替的な会議室や議会の専用委員会室、福祉関係などの小規模な相談スペースなども含めてこれだけの面積は必要と考える、ということでした。

 4/27に承認された修正案は3500㎡を基本に上限4000㎡まで、部署配置は執行部の判断でということであった訳ですが、最初からその上限がポンと出されて、オイオイという所からたくさんの質疑がなされ、一旦会派へ持ち帰って検討とされたものです。

 この日もまだ質疑ありということで執行部とのやりとりをした上での決定となりました。この日の質疑は主に2点。

①、仮に4000㎡はダメとなったなら、3500㎡に179人を入れてやるということになるのか?

②、修正案では、現在の市庁舎前に500㎡以上のスペースが駐車場として確保できるということであったが、それが執行部案に出ていない(市庁舎前の駐車場の台数が増築棟案でも変わっていない)。どうなっているのか? ※これは永井の質問です。

 回答は、

①について、商工観光部の集約は今後のことを考えても必要なので、手狭になってもそのようにしたい(3500㎡の中に入れたい)。そうなれば、議会も含め会議室は大きな制約を受けるが・・。

②について、3階建てということだが、実際の設計に入ってみないと駐車場のスペースが現在の市庁舎前に空くかどうかは分からない。近隣の場所に一定の職員用駐車場を確保していく腹づもりはある。

というようなことでした。

 決定は委員全員の考えを述べたあと、採決をやって4000㎡反対は1名(平林委員、修正案の基本通り3500㎡でやるべきだ)、反対少数で4000㎡でのプロポーザルへ(これを第1の条件として業者を募る)ということが承認されました。

 4000㎡賛成の方々の意見は、元々広いのを支持してきたという方を除くと、いろいろな思いはあるが修正案の範囲の中の内容である。商工観光部の集約、福祉センターの代替的施設の必要、新しい拠点作りの状況(時間も費用もかかる)、議会の機能の向上、費用も特例債等で抑えられる、などを勘案して妥当としたいというようなものでした。

 永井は、創明という会派としては意見が一致していないが、代表でもあり委員として派遣されているという立場から(とても辛いですが)の判断で、4000㎡を是としたい。理由として、

①商工観光部を集約ということは今後に向けても可能ならばそうであるべきだと考える。

②職員駐車場の確保は大きな課題である。確保への方法を検討していることは聞いた。

③福祉センターがあと7年という前提に立てば、まるごとでなくてもそれを代替する施設(大中小の会議室スペース)が必要である。

④新しい拠点作りにはまだまだ時間がかかり、費用も多額となることが予想され、そのときに合併特例債はない。

⑤増築棟の費用は3500㎡の19.7億円に比べ3.9億円の増(23.6億)の増だが、真水(実質負担)は3500㎡の23.1億円に比べ24億円で0.9億円の増。この費用で議会の会議室や一定規模の会議室と少人数の会話スペースを確保し、商工観光部を集約できるのであれば、この4000㎡案を是としたい。

 と述べました。結果としては賛成圧倒的ということですが、前回の委員会以降の各会派の議論などを聞くと創明(永井)の意向はとても重要(また分水嶺か・・)であったようです。4000㎡の必要なし、という声も強くお聞きしておりました。

 6/23(水)の一般質問で風力発電所の問題を取り上げて、市長に現場を直接見に行きませんか、私は29カ所全部回りましたのでどこでもご案内しますよ、とお誘いをさせていただきました(市長はそういう時が来れば考えたいとのこと)。この29カ所というのは京丹後市の大型風力の風車の数(前田建設の丹後第二15基、自然電力の磯砂山14基)で、宮津市・伊根町の丹後第一は含まれていません。

丹後第一の全体配置。白い蛇行線が縦貫林道。

その丹後第一の12基の予定地をその後回っています。6/27(月)に10号基、昨7/1(金)に1号、2号、3号、5号、6号、7号の6基の予定地を回りました。丹後第一は地図で見ると丹後半島の真ん中あたりで山深い感じがしますが、実際には縦貫林道沿いが多く(12基の内9基まで)、割と簡単に行けます。昨日までの7基はそういう場所にありました。

地形図、3つのグループです。
1号の予定地あたり。
4号予定地のすぐ傍。林道が見えます。

 尾根は第二(依遅ヶ尾山系)のようにあまり厳しいものではなく、平(たいら)というか成(なる)というか、そういう場所が多い感じがしました。また、縦貫林道の西側のいわゆる成谷(なるだに)の方へ突き出た尾根に位置するものが2基あります。看板ではその辺りは「水源涵養保護林」となっており、そんなところを予定地に入れているのかと驚きもしました。南北2.6㎞、東西1.4㎞くらいで密集しており、縦貫林道を工事道路として最大限活用すれば作業費用は安く上がるという見込みも見える気がしました。

3号予定地あたり。
3号予定地はこの中に。

 この辺りの縦貫林道は、最初に付けられた道が大雨のたびにズレたり崩れたりでしょっちゅう不通になっていたところで、その後拡幅と細かいカーブの削減がなされて現在の割と広い道になっています。古い道路の跡があちこちに残っています。雨には強くない土地であり、京丹後市側と宮津市・伊根町側の分水嶺になっている場所であるということが歩くとよく分かります。残りの5基の予定地も早急に回って全山制覇を果たしたいと思っています。

 これも一般質問で取り上げた、国道178号線の草刈りですが、いろいろな動きが功を奏したのか週明けの7/4(月)より作業を開始するという情報が入りました。管理者の府の事業としてということです。特に要望の強い丹後町の此代(このしろ)から平(へい)の海岸道路からやりたいということです。ベターな判断だと思います。昨年のように住民からたくさんの苦情の出るような草刈りにはならないように願いたいものです。

現況。

 一般質問のやりとりをまとめなければなりませんが、まだ手がついていません(山や田んぼや海に呼ばれてばかりで・・)。早急に頑張ります。

 それと、あまり遠くへという発想のなかった会派・議員としての独自の研修ですが、7月の間に2つ計画を進めています。はっきりしましたらまた報告します。

 7/5(火)が6月議会最終日です。補正4号(コロナ関係など約5億円)については質疑が継続されており、聞きたいことが残っています。意見も言わねばと思っております。

22/7/2(土)昼

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