D149 風力の予定地、全部回れました! 海の事故がありました。   22/7/19(火)

 前回あと少しで全部回れそうと報告した丹後の山の風力発電所計画の予定地ですが、今分かっている44基の予定地を昨日(7/18)やっと全部回ることができました。4/9に上常吉のお年寄りと磯砂山に登って以来3ヶ月少し、最初はぼちぼち行ける時になどと気楽に始めましたが、行きかけると気になって割と早めに回れたような気がします。

丹後第一の12号予定地あたり。

 最初の頃の説明会で場所の図を見せられてもはっきり言ってピンとこなかったのが、今はあそこかとすぐにその場所が目に浮かびます。風力ですから当然ながら予定地はどこも山や尾根の上、即谷へ繋がり、谷は川に注ぎ竹野川、宇川へ。行けば一目瞭然です。

 それらの山々がとても脆く、崩れ易いこと、谷々は希少植物の宝庫になっていることも、この山歩きの間に専門の先生方に教えていただきました。丹後の山々全体が宝の地域であるということです(これを業界ではKBAと呼びます)。

 端的に言って風力発電事業は20年、その業者が我々の納めるエネルギー賦課金(要するに税金、毎月の電気料金に漏れなく付いています)から利益を得て終わりという事業です。

 一度壊したら谷も川も海ももう元には戻りません。持続不可能です。現場を巡って、そういうことを実感しました。

 これで京丹後市長さんだけでなく、伊根町長さんでも宮津市長さんでも現場に案内できます。もちろん見に行きたい方はどなたでも。

丹後第一の9号基予定地あたり。

 3連休の日曜日(7/17)に永井の地区の海水浴場(丹後町高嶋海水浴場)で海の事故があり、朝から来ておられた客さんが1名亡くなられました。詳しいことは分かりませんが海水浴場を離れた岩場で潜っておられての災難のようです。痛ましいことで言葉もありません、ご冥福をお祈りします。

 ただ少し気になることがあります。事故ではないかの第一報は午前10時前と聞きますが、救急車が海水浴場に来たのは12時を過ぎていたように思います。時間がかかり過ぎではないか、ということです。詳しい事情を分からないので何とも言えませんが、機会があれば関係の所に聞いてみたいと思っています。

 ※最初の写真は丹後第一の9号予定地の尾根を下ったところにある宮津市日ヶ谷の藪田集落だと思われます。

22/7/19(火)夕

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