D155 一般質問10回目終了! 自然電力(磯砂山)も今年のFIT申請を断念! 新しい土木工学のアドバイザーと市の職員が現地へ!!   22/9/13(火)

 本日(9/13)、9月定例会(9月議会)の一般質問初日でした。永井は5番目の発言者として10回目の質問を終了しました。今回はPPは使わずしゃべくり一本でいきましたが、なんと1分以上残して終了しました。後になってから決定的な質問ミス1つと完全な失念による質問忘れ1つを確認してガックリでした。回数が二桁になってもまだまだ精進が足りません。

 詳しいことは例によって後日することにして、特に風力発電初関係で急いでお伝えしたいことだけを纏めます。

①磯砂山風力発電を計画している(株)自然電力は、いろいろと困った条件が重なって秋には出したいと言っていた「方法書」にメドが立たないとのこと、連動して9月に予定していたFIT申請を今年も断念するということ(前田建設は既に断念を決定)。

②防衛省と2つの事業者のレーダー通信への影響についての協議は、相当早期の段階で行われていて、米軍も自衛隊もレーダーは海へ向かっているので計画の風力発電には影響ないといういわゆる国からの「お墨付き」を前田建設も自然電力も得ているとのこと。

③「美しいふるさとづくり審議会」に土木工学のアドバイザーを追加する件では、適切な人物の内定を得て(氏名はまだ言えないが)、その方と9月中には市の職員も一緒に現地の山中を視察する予定とのこと。

④9/20(火)に審議会メンバーで三重県の度会(わたらい)地域へ視察に行きたい。ここはかつて予定していた青山高原と違って山間地域であり本市の予定地と条件が似通っているので青山高原からここへ視察地を変更したとのこと。

⑤市はこの風力発電の件での住民投票は今のとこ適切でないと考えている。

 とりあえずこの5点。

①はおそらくそうではないかと永井も思っていた結果です。その理由はまず計画がいい加減、その上で予定場所の分析がぬるい、更に自然電力自身の経営が昨今の電力事情で傾いているという中で、予定地の地権者把握が進んでいないらしいということなどからです。永井の質問に答えた市民環境部長の答弁は分かりにくいものでしたが、だいたいそれに当たることを言っていました。

②は、市が防衛省でなく2つの事業者へ直接確認しての話ということです。レーダーは海向けだから関係ないみたいという情報も得ていましたので、やはりそういうことかと思いました。

③ですが、実は永井はその先生についての情報を既に得ておりましたので確認してまず安心。お名前等はここでも控えます。府内の大学の先生ということであろうと思います。その先生が望まれて今月中に実際の予定地を山に入って見られるということです。当然市の職員(浜副市長以下何名か)も同行するということで、担当職員も実際に山に入るということです。役に立つようでしたら私永井を使ってくださいとも言っておきました(ご返事はなし)。

④この件は青山高原から山間地立地の場所に変更ということ、より丹後と近い条件の所へということは妥当であるようにも思いますが、青山高原ほどの歴史のないところであろうと思われ、様々な影響等の情報の蓄積はあまり多くないのではと思います。

⑤ですが、これは永井の「風力発電所の件で市として住民投票をやったらどうか?」という質問に対しての市長の回答です。市長は、今やるべき事は科学的で客観的な危険性とか環境への問題とかそういうことを専門家の知見も含めてしっかり判断していくことで、今は良いとか悪いとかいうことをそんな形で表に出すべきような時ではないということでした。ただ、しかるべき時にそういう方法を使うことはあり得るということも確認されました。

 以上、取り急いで本日の永井の一般質問から風力発電所計画関係のトピックの報告です。とにかく質問を終えてホッとしています。

22/9/13(火)夜

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