D158 近況報告! あれもこれもです。   22/10/24(月)

 10/6(木)に9月定例会を終えてから2週間が過ぎました。あれこれとバタバタしております。それやこれやを報告します。

 まず簡単な項目を、

①10/12(水)  市教委の宇川小学校適正配置に関わる説明会で宇川区長会に同席。

②10/16(日) 宇川アクティブライフハウスの今後についてのワークショップに参加。③10/18(火) 丹工(丹後織物工業組合)の求評会に出席。

④10/19(水) 庁舎整備等特別委員会出席。

⑤10/21(金) 広報委員会出席。

⑥「市民と議会の懇談会」準備中。

⑦風力発電所関係。

⑧「チャレンジ通信10号」作成中。

 以下、それぞれに解説です。

 まず①です。現在市内に17校ある小学校について複式学級になることを解消するため統合を進めようという「学校適正配置基本計画」が3月議会で承認された(永井は反対)のですが、その筆頭である宇川小学校(全校生徒42人、今年度2年生と3年生が複式学級)に関して行われたアンケートについての市教委の報告が10/12(水)の夜に宇川の区長会であり(会場は宇川アクティブライフハウス)、地元議員としてその場に同席させていただきました。

 このアンケートは現在の宇川小の保護者だけでなく、保育園、こども園など未就学の子どもさんの保護者も含めて取られたもので、宇川小の丹後小への統合に賛成が33%、反対が47%、無回答が17%という結果であったとのことです。

 基本計画には、適正配置について地域、保護者の「理解が深まったと判断された」場合に実施を決定するとなっており、この結果は理解が深まったとは言えないということで、計画前半のR6年の統合は難しいであろうという見解が市教委の担当者からありました。

 その上で市教委は引き続いて理解を深めるために(端的に言えば統合賛成を増やすために)丁寧な説明をしていきたい。そのためにこの結果を住民説明会を開いて説明したいがどうでしょうか、という区長会への提案、依頼がありました。

 区長さん方からはアンケートの内容や取り方そのものへの疑問や批判があり、市教委の姿勢を問う厳しい意見もあり、結果として住民説明会への賛同はなく、今後も市教委で継続して検討ということになりました。

 永井は議会で宇川住民の65%以上が残してくれという意思を示しているということも示して(これは文科省の存続の方針にも合致する)この計画に反対しましたが、多くの住民の思いは今も変わっていないということを区長さん方のお話の中から改めて確認しました。

 ②です。宇川での様々な地域活動の拠点となっている宇川アクティブライフハウス(久僧地区、旧宇川保育所、築うん十年経過)が老朽化し何らかの対応が必要になってきている中で、そのあり方について考えるワークショップが10/16(日)の午後にそのアクティブライフハウスでありました。

 市としては改修よりも新設をという方向を示していますが、今後の宇川の地域づくりを考えた時、どの場所にどのような機能のものをということが具体化されないと事は進みません。それには宇川に住む者が集まってその思いをまず出し合うことから始めなければということでの今回の企画でした。主催は今年度から宇川で始まった府の農村RMOという事業(農業を絡めた地域全体の活性化事業)の中心である「宇川連携協議会」で、進行はまちの人事企画室、サポートは龍谷大学今里ゼミの皆さんという体制でした。

 約30名の皆さん(60代以上が3分の2)が3つの班に分かれて、新アクティブ創造についてのそれぞれの思いを述べ、そのまとめが最後に発表されるという形でしたが、多くの声が寄せられました。

 現在のアクティブでやられている様々な活動の継続を前提に、子ども達からお年寄りまで広い世代が気楽に利用できる施設、買い物ができお茶が飲めたりゆっくりできる場所、宇川の自治活動や観光の拠点、誰もが行ける交通手段も視野に入れて、などなるほどという意見がたくさん出されました。現在建設中の宇川バイパスの完成を見据えての場所の検討が必要、その際ガソリンスタンドを維持していくことも大切という現実的な提案もありました。

 永井は自分の班の中で、とにかく子どもとお年寄りを中心にして誰でもが集まることができ、自治活動、行政、福祉、医療,観光の拠点となっていける複合施設を目指すべきだと島根県益田市の地域の例を紹介して発言しました。

 今回の結果をまとめて第二回目を11/20(日)に行って更に具体化を図ろうという予定と聞いています。

 ③です。この企画は毎年丹工が企画しているその年の各事業所の作品を紹介するイベント(第73回求評会)ということですが、今年は今後へ向けての産業振興プラン(第1次5カ年計画)の発表や着物クイーンのお披露目もあり華やかな催しとなりました。議員としての招待を受けましたのでこんな時こそ和服でと、前夜からいろいろ準備して(角帯の結び方を復習したり・・)出席しました。朝からの雨で濡れずに会場に入れるのか心配しましたが、会場に着いた時はちょうど小ぶりになってほっとしました。丹後ちりめんは全盛時の1000万反が最近は10数万反と往事の賑やかさはないものの、国内最大の産地であることに変わりはなく、新しい分野への挑戦がさまざまに行われているということです。

 ④です。9月定例会で設置された庁舎整備等特別委員会の具体的な活動として、どのような増築棟や議会施設を具体的に整備していくべきかを先進地に学ぼうということで、この10月下旬に視察へ行くことになりました。昨年と今年に竣工した市庁舎ということで奈良県五條市、香川県丸亀市、同善通寺市の3カ所にお世話になれそうだということで、行って何を学んで来るべきかの確認をこの日の委員会で行いました。

 新築への経過、コンセプト、市民の声。議会機能の最前線。費用、コスト削減の工夫。再エネ省エネ対応など、しっかり聞き、見てこようと確認しました。永井は他の二人の議員と丸亀市の報告担当となりました。

 ⑤です。9月定例会が終わりましたので、その報告をまとめた「議会だより」74号の編集に入っています。6月定例会後に続き2回目です。10/21(金)は2度目の編集会議、表紙からはじまって全部の原稿を委員全員でチェックし(本当に一字一句を確認します)あれこれと修正も議論してほぼメドが立つところまで来ました(作業はこの日の午後まで)。永井の今回の担当は6月議会後の市民と議会の懇談会のまとめの1ページ。3つの会場でのやりとりを項目毎に質問、回答、意見という形でまとめました。また、写真担当もしていて、このページに入れる適当な写真をということで市内の何カ所か画を撮りにも行きました。

⑥、⑤でも出ましたが今9月定例会を終えての「市民と議会の懇談会」の準備をしています。今回は11月11日(金)(最近はポッキーの日と言うのだそうです)、丹後町、弥栄町、久美浜町が会場になります。このところコロナの関係で対面方式(議員全員と参加者が向き合って一問一答という形)での開催が続いてきましたが、今回はカフェ方式(参加者が小規模な班に分かれて担当議員が皆さんの率直な意見をとにかく聞かせていただくという形)をとります。今回のテーマはズバリ「地域の将来を考える」です。

 永井が副班長をする1班が地元丹後町の担当ということで、何とか参加者の確保をと現在鋭意活動中です。丹後町で地域の将来というと、観光、農業、移住定住などがキーになるかな、などと思っております。

 ⑦、風力発電関係です。

 京丹後市に計画を持っている2つの事業者ともにアセスメントの第2段階である「方法書」に入れず、今年9月のFIT入札を断念したということを一般質問の報告で行いましたが、最近前田建設の第二風力が予定されている依遅ヶ尾山系について詳しい方の話が耳に入りました。依遅ヶ尾山系は1500万年くらい前の火山の外輪山の跡で、石英安山岩(デイサイト)の節理のある岩石がメインの山、風化した石英が川に流されてきれいな砂浜を作り、残った黒っぽい部分が山の土になっているとのこと。崩れ易い山を長らく(おそらく何百年も)人の手の入っていない多様な広葉樹の自然林がしっかり固定して山が守られているとのことで、作業道をつけたり風車設置の広場を作るとなるとこの自然林の尾根をほとんど削ってしまわねばならず、大変なことになるのは目に見えるようだとのことです。私たち素人の思いとそう変わらないので少しホッとしました。

 ⑧、最後に「チャレンジ通信10号」を作成中です。18000字の一般質問のやりとりを3500字までそぎ落とし(これがいつも大変)、重要案件をいくつか解説といういつもの形になりそうです。それなりに読んでいただいているようで、先日もバックナンバーが欲しいという連絡をいただき届けました。来月初めには折込できたらと思っています。

議会閉会中ですが、議員活動は無限にあります。

22/10/24(月)

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