D159 視察、2件! 市民と議会の懇談会! チャレンジ10号、折込! 12月議会迫る!!   22/11/26(土)

 あれこれと落ち着かない日々が続いております。気がつけばD158からもう1ヶ月、12月議会がすぐそこです。この間の報告をしておかねばなりません。大雑把に書きますが、いろいろあってまた少し長くなります。

例によって簡単な経過を、

①10/26(水)  広報委員会、9月議会の広報(74号)の編集の詰め作業。

②10/27(木)~10/28(金) 庁舎整備等特別委員会視察。奈良県三条市、香川県丸亀市、同善通寺市。

③10/29(土)  木津バイパス開通式出席。

④10/31(月) 議員研修会。西脇市議会議長林さんの議会改革について。

⑤11/5(土)   宇川小学校学習発表会参観。

⑥11/9(水)~11/10(木) 産業建設委員会、福井県視察。高浜町、あわら市、池田町。

⑦11/11(金)  市民と議会の懇談会、丹後町会場開催。

⑧11/13(日)  チャレンジ10号を全市に折り込み。

⑨11/18(金)  「京丹後発! JAPAN CHALLENGER AWARD 2022」に出席。

① 議会だよりの74号を作る編集会議です。広報委員となり2度目の編集作業。京丹後市議会の「議会だより京丹後」は全ての原稿を議員が書いてそれを全部議員が編集します(そういう議会はほとんどないとか)。とにかく表紙から裏表紙まで隅から隅まで委員全員で目を通してチェックを重ねる作業となります。正直なところ、委員になって初めてたより全部に目を通すようになりました。今回の永井の担当は裏表紙の1ページ前の「市民と議会の懇談会(8/10開催)」のまとめでした。

② 4月臨時議会で可決された庁舎整備事業(4000㎡の増築棟建設をメインに庁舎を再編整備する)について、議会もそのあり方を検討し執行部へ提案していこうということで庁舎整備等特別委員会が9月議会で設置されました。具体的にどのような提案をしていくべきか、先ずは最近庁舎整備をやった先進自治体の例を見てこようということで、奈良県三条市、香川県丸亀市、同県善通寺市へ委員全員で一泊二日の視察に行きました。いずれも昨2021年に開庁(利用開始)となった市庁舎で、当然ですができたてピカピカのものでした。

善通寺市庁舎、2Fは全面市民図書館。

 今回の庁舎整備はいろんな議論を経て決まったものですが、全体としては極力コストを抑え、ICT、DXの最新の設備と再エネ省エネに環境配慮、防災対策の強化というような方向を確認し、議会としては現在より機能的で開かれた議会を設備面からどう具体化するかということが課題となっています。この観点から本市でも取り入れられるものを貪欲に探してこようというのが今回の視察の肝でありました。

 結果から言うと、3市それぞれの特徴ある新庁舎からこれはうちでも是非というものをいくつも得ることができたように思います。また、できあがった施設設備だけでなくそこに至る基本設計や実施設計への議論のあり方なども大いに参考になりました。

 永井はこのような委員会での府外へ泊を伴う研修は初めて(コロナの関係などで行けず)でしたが、とにかく移動が長いのと、議員同士の様々なコミニケーションがあったのとでとても勉強になりました。

③ 通るたびにこの工事は何だろうと思っていた木津から浜詰・柴戸あたりの国道のバイパスが15年の工事を経て完成とのことで開通式に参加しました。産建委の副委員長ということもあってお招きをいただきました。国道178号線の網野町木津の大きなお土産屋さんがいくつもあるあの直角の曲がりをまっすぐに久美浜方面に向けて2㎞というバイパスで、この地域の長らくの念願であった道です。式典後の開通式にはたちばな保育所の子ども達やこっぺちゃんのかわいいパフォーマンスがあり、テープカットがあって、通り初めをバスで行いました。その日の午後に自分の車でも通りましたが素晴らしい道になっています。このバイパスの完成で、フルーツラインを通る車も浜詰への道へ入る車も激減することになりました。

まっすぐです。

④ 西脇市議会は、年4回の定例議会に関係なく毎月委員会を定例で開催し、陳情などの審査や政策課題の検討を行っている。会派代表者会議はなく(議会運営委員会に会派の代表が出るのでそれで十分とのこと)、全ての公的会議は公開、ネット配信もありということで、とても刺激的な内容の研修でした。

 委員会室は1つ、委員会の同時開催はない(全ての委員会を傍聴できる)。議員の一般質問を各委員会で吟味して政策課題に取り上げる、また委員会で議論した内容を委員会からということで一般質問を行う、地域毎の懇談会を委員会が主体となって頻繁に開催して市民の声を集め政策課題にしていくということです。我が社とは相当に違うなぁとも思いました。林議長は無所属無会派で現在8期目、議長に立候補してその職に2期目、この間に議会ランキングが200数十位からトップへ躍り出たという実績の持ち主です。なるほど、と頷くことしきりの研修会となりました。

⑤ 昨年に続いて今年も宇川小学校の学習発表会がこの日にあり、お招きを受けて参観させていただきました。宇川小学校は言うまでもなく現在京丹後市で生徒数が最少42人の学校です(1学年の人数は4人から12人、2年生と3年生が複式学級)。昨年初めて参観させていただいて「なんとスゴイ!」と感激したのですが、今年も全く変わりない素晴らしい発表会でした。

 宇川小学校の発表はどのクラスも児童全員が舞台に出ずっぱりというのが基本です。裏方は校長先生をはじめとする先生方がつとめます。演劇、研究発表、歌、踊り、演奏、いろんな出し物を学年毎に工夫しながらメンバー全員でしっかり表現する。電子黒板をフルに活用して映像もどんどん出てくる。その上で見る者を飽きさせず、ギャグも効いて笑いも取る。今年は昨年より音楽要素が少し多かった感じでした。とにかく堪能させていただきました。「どの子も主人公」という言葉はよく使われますが、実際がどうなのかと思うことは少なくありません。ですが、宇川小学校の学習発表会を一度見れば、「これなんや」ということがどなたにも分かります。小規模校の良さが十二分に発揮された発表会でした。

⑥ 一泊視察旅行の2つ目、産業建設委員会で福井県の高浜町、あわら市、池田町へ行ってきました。高浜町では漁港の再開発と地域おこしの一体化した新しい地域作りへのチャレンジ、あわら市では35年前に作られた1000㏊の大規模国営農地の最新事情、池田町では地元の人が地元の産品で新しい商品を開発する「食ラボ」の取組を勉強させていただきました。

 高浜町では新しいシーフードショップ「UMIKARA」と新しい地域商社「(株)まちから」が、危機感を抱いた漁港関係者の熱いワークショップから生まれたとのこと。あわら市では、高齢化、後継者不足による就農者の減少と未耕作地、荒地の拡大に抗して様々な事がやられている実態と課題を聞かせていただき、規模の違いはあれ基本的な問題点は丹後と大きな変わりはないことを実感。池田町の「食ラボ」は食品加工施設を町の指定管理でやっていて赤字ではあるが、実際にここの機器を使用して新しい商品を開発し自走している町民が何人もいるとのこと。近々完成する網野町の食品加工センターのあり方にも一つの視点を持てる事業だなと思いました。

高浜町、UMIKARA。

⑦ 11/11の夜は市民と議会の懇談会、永井は第1班の副班長として地元丹後町の会場の担当となり、参加者の声かけなどに汗をかきました。今回のテーマは「地域の将来について」、丹後町で将来を考えるなら観光と農業と移住定住の3つの視点が大切と考え、観光公社、農業経営者会議、暮らし探求舎の丹後町関係の方に相談し、宇川の知り合いにも声をかけました。

 結果として参加者は10数名ということでしたが、3つのテーブルに数人ずつ分かれていただき、それぞれに熱い話を聞かせていただきました。永井のテーブルでは、蟹が始まって旅館は賑やかになったけどその経営は人手不足と人件費高騰で大変な状況だとか、新しく入ってきた人と元からいる者の価値観が違うことをもっと考えていかないととか、来春から温泉の年券が一気に上がるがそれでは地域の者が行けなくなる、指定管理の施設が地域から乖離するようなことでいいのか、などそれこそ将来へ向けての真摯な言葉をたくさん聞かせていただきました。

⑧ 宇川の風の「チャレンジ通信10号」を今回も何とか作って、少し遅くなりましたがようやく11/13(日)に折り込みしました。今回も例によって文字の多い読み物となっております。定例議会の度に全市に折り込みするようになって7回目ですが、初めて読んだ(隅から隅まで)という匿名の方からのお電話もいただきました。これからも頑張ってくれとのこと。ホッとしました。

⑨ 丹後が生んだ戦前の大実業家松本重太郎に学んで新しい起業家を発掘しようと昨年より始まった「京丹後発! JAPAN CHALLENGER AWARD 2022」の2回目が丹後町の地域公民館でありました。お誘いを受け今回初めて出席しました。7人の若い男女がそれぞれのプロジェクトの実績を紹介し今後への展望をプレゼン、どれも新鮮で刺激的な企画ばかりでした。

 具体的には海ゴミ処分の事業化、丹後でのタピオカ生産・販売、間人から全国への鮮魚ネット販売、大宮町でのオリーブプロジェクト、京丹後のフルーツを使ったクラフトグラノーラ事業、地域おこしと観光を合体させた新しいサウナプロジェクト、京丹後への観光客へのワインデリバリー事業の7つの企画でした。皆さん意欲に富み発想が新鮮かつ大胆でどれもすごいなぁと感心しました。7人の方のうち何人かは永井が峰山高校時代の生徒だった方で名刺交換の際、「先生覚えてますよ」などと言われ嬉しくなりました。

 コンテストのグランプリはサウナプロジェクトの足立さん。クラフトグラノーラ事業の中田さんもアサヒビール特別賞を受けました。

中央がグランプリの足立さん

 11/21(月)にここまでの内容を書いてアップする予定が中々書けず、やっと今日11/26(土)それができました。

 12月定例会は来週火曜の11/29が初日となります。11/22(火)に議会運営員会があって概要が確認されました。一般質問の予定は17名です。永井も11回目の通告を行いました。その詳細は明日にでもアップします。今日は久美浜町の野中バイパスの開通式に出席します。

22/11/26(土)朝

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