D72 創明、風力発電所建設の件で議長へ要請文！ 上宇川連合区、市長へ要請文！！ 小学校再配置、宇川で説明会！！ 21/7/18（日）
宇川の風力発電所建設問題と小学校再配置問題での最近の動きと、予定を報告します。
まず風力発電所問題です。
7/9（金）に上宇川連合区による区長会（7地区）が市の関係担当者を招いて開かれ、永井も地元議員として参加しました。7/3（土）の熱海の土石流事故を目の当たりにした中でのこの会議では、風車に一番近い鞍内区の区長を始め何人もの区長さんから風力発電所建設への大きな不安と懸念が述べられ、更には全国の先行自治体での問題点やトラブルなども紹介されました。
市の担当者は、これらについて皆さんの声をしっかり聞いて事業者の動きに合わせながら市としての意見をしっかり言っていきたい旨の回答がありました。
それに対して区長さん方からは、もう8月には事業者のアセスメント調査のための配慮書が出ようとしており、9/24の国へのFIT申請期限を睨んでの地権者からの同意書集めが今行われているような中で、実質的にはそれが建設計画のスタートで動き出したら止まらないのが全国の例だ（兵庫県の新温泉町は町長以下大反対でもなかなか止まらなかった、現況は不明）そんな悠長なことでは困る。20年の事業でその後に風車が撤去される保障は何もない、問題があった時止められるのか、ヨーロッパでの風力発電がもうダメということで日本製の巨大風車がダンピングされている中でのこの事業ですよ、というような厳しい声が相次いで出されました。
全く区長さん方の言われるとおりだな、と思ったようなことでした。
そこで議会でも何らかの動きをしなければと会派創明として議長へ申入をすることとし、7/12（月）に以下の文書を提出しました。
金田 琮仁 議長様
丹後町宇川地域風力発電所問題について
創明 永井 友昭
- 本市の自然環境と住民生活に大きく関わる巨大な風力発電所建設の事業がこの8月にも動き出そうとしており、地元地区からも議会が積極的にこの件に関わっていただきたい旨の要望書が出されています。「美しいふるさとづくり条例」を有する本市と議会が、このことを坐して眺めていることは許されません。本市の素晴らしい自然環境を守り持続可能なまちづくりをめざして、議会としても積極的にこの件に関わるべきだと思量し以下のことを提案します。
１，議会として情報の共有をはかること
・計画の概要、地元の動き・声、市の基本姿勢と対応方法などを議会として適切な場を持ってしっかりと把握し、問題点があればそれを明らかにすること。
２，「美しいふるさとづくり条例」に基づき、市長へ審議会での審査を求めるよう議会として要望すること
・審議会には専門家や地元代表も参加していただき時間をかけて多面的に審査を行うこと。
議長はこれを受けての具体的なことについてはその場では言及されませんでした。永井としては、今後会派代表者会議などでも発言をしていくつもりです。
一方で上宇川連合区は、7/9（金）の会議を受けて「市長へ直接要望書を出そう」ということになり、7/13（火）に市へ提出されました。その要望内容は、①市の「美しいふるさとづくり条例」に基づき審議会に諮問してこの件の審議、独自調査を行うこと、②「条例」の精神を踏まえて、市として住民の立場から主体的に調停、調整に関与すること、の2点となっています。 ※写真を参照されたし。
これを受け、市長は7/28（水）にこの件での上宇川住民との話し合いをやることとなりました。永井も行かねばなりません。
次に、宇川小学校再配置の件です。
6月の私の一般質問で、市教委は1学期末の学年懇談会に市教委から行って意見を聞きたいということでしたが、その学年毎の懇談会が7/16（金）に終わったということです。その内容はまだ聞いていませんが、小学校は宇川に必要だという声が多いと耳にします。一方市教委の説明資料には複式学級や少人数への批判が目立つとのことです。
今後、7/28（水）に保育園、こども園の保護者との懇談会をやって、かつて計画してできなかった全体としての意見交換会を7/29（木）にやり、8/3（火）には下宇川での住民説明会、8/6（金）には上宇川での住民説明会と持つ予定となっています。
永井は、7/29（木）の小学校での意見交換会、8/3（火）と8/6（金）の上下宇川での説明会に当然のことですが出席します。そこで、市長の言う「大方の理解（＝合意）」が保護者、住民の皆さんから得られるのかをしっかり聞かねばならないと思っています。
21/7/18（日）朝
